日々変化が激しい時代において企業が取り巻く環境はいやがうえでもその環境に順応、対応していかなければなりません。そんな時だからこそお客さまと親身になってお付き合いしたいと考えています。 苦楽40年の歳月において多くの失敗も重ね、また、成功もありましたがその多くが何等かの犠牲の上に成り立っています。それらの経験を活かし皆さまのお役に少しでも立てればと考えています。

代表  木村新次

代表者プロフィール写真

代表の経歴と関わった取り組み

1・起業 モノつくりを板金の世界から

職人のもとで10年の歳月を費やして何も無い、CADも無い、図面も無いところから、あるのは職人の頭の中で設計し、1枚の金属の板からつくり上げるノウハウを学ぶ 教わることから自ら学ぶことを教えられる。職人の世界の厳しさを学ぶ。

2・起業 個人企業から

設備も工具も無い、資金も無い 無い無いずくしの中から、お客さまと仲間の暖かい支援の基で更に飛躍を目指し取り組む。世間から冷たい目で見られている子どもたちとの接点がその後に大きな影響を与える。 どんなに問題があろ子であっても若い世代の子たちは変わることが出来る。 ゆえにその後の採用はできるだけ若い子たちを採用、雇用をすすめ人材の育成に力を注ぐ。 そのようにしていると色々な環境の方たちが入社の希望があとを絶たず。

何もないとこからスタートできたのは先輩職人たちのおかげ 機械も、工具もその大半が自分たちでの手つくり、これは大きな教訓 現在のように何でも揃うことがなかった時代、自分たちで工具や治具を考えつくってきた時代、先輩たちのもとで工夫し自分たちでつくることを学びました。

溶接している画像

レーザー溶接を除くほぼ全てに関わる。溶接方法も時代の流れと連動して方法は変化しているが基本が変わらず溶接による強度、変形、歪みなどが出にくい溶接方法、歪みが発生した際の除去、修正する方法などを学ぶ。

仕上げ作業の様子

3・レーザー技術に関わる10年

レーザー加工に関する取り組みは30年の経験と取り組み松本工場へのレーザー装置を設置するに伴い、レーザーに関心を持ち、YAGレーザーやエキシマレーザーなど切断以外への分野への取組みを行い、大阪大学のレーザー熱加工研究会に所属、様々なレーザーメーカーと接点を持ち活動を行う。 その分野でマイクロマシンや、表面改質技術、レーザー溶接、レーザー彫刻など、今では普通に利用されているレーザーでの応用を学ぶ。

レーザーでの加工の様子

現在はCO2レーザー → ファイバーレーザーが主流、新しい加工技術を学び実際に関わること20年の歳月。 現在、更に進化したレーザーの活用方法について検証中。 医療・商業分野での応用など

上記以外に関わった技術・・・風力・水力発電、カーボンナノ繊維(泡)マイクロナノバブルなどなど

4・IT活用、ネット通販における取組み、自社製品開発のキッカケ

インターネットへの取組みも地域では 地元三島で2社目、会社のHPを公開し ネット通販も楽天市場はまだ成熟していない初期の段階から関わってきていました。 ネット通販も成功もあるが失敗もある、成功は1日20件以上のオーダーで会社全体では製造部門を超えた利益率で数年を経験、それが逆に災いとなり進化が早いITの中でマンネリ化と進化に追いつけなくなる。一部を残し、撤退する。

進化が最も早いITの世界では知識や経験より柔軟性、適応力が求められる。

5・自社商品の取組み

自社商品の取組みと法人化、大型の設備投資から始まる。 その多くはNCTプレスを使ったアートパンチ加工から始まり、当時決して安くない投資金額500万からスタート、レーザー加工とプレスの複合加工でインテリア関係、営業、販売活動を行う。 その後のキッカケをつくったのはレーザーを取り入れた技術の応用から現在のメタルの国の商品の取り組みとなり今日に至りました。

この間に学んだ事を列挙すると概ね下記になりますがこれから起業する方たちの参考になれば幸いです。

  1. 物事に誠意をもってあたること 必ず手を差し伸べてくれる人、仲間が現れる。
  2. 誰にもチャンスが訪れる、それを掴むか否かは本人次第、皆平等に訪れる。
  3. どんなに苦しくてもそれは一時的、神が与えた試練、朝は必ず訪れる。明日を信じ生きよう。

木村 記